こんにちは。小葉茶マミです。
台風10号が上陸しました。午後4時に雲仙付近に台風があるそうですが、離れているここ栃木県の雨の降り方が尋常ではありません。各地で被害がありませんように。
昨日はリコーダーのレッスンでした。いつもは月に2回のレッスンですが、今月は1回だけ。「2回分楽しもうっと!」とギラギラした気持ちで吹いてきました(笑)
往復の電車内では、ほぼ図書館本 ⇓ を読んでました。
浜田 岳文 著 「美食の教養」ダイヤモンド社(2024.6.24発行)
おいしいものを食べたい
ほとんどの人間は、そんな本能を持っている。
本書は ⇑ の文で始まります。
「食事の意味」は生存のための栄養摂取・本能として「うまい」と食べる・文化としての知的好奇心 であり、「食の捉え方」は社会情勢や家庭環境などに影響されて人それぞれで異なります。じっくり味わって食事をしたい人、空腹を満たせたらそれで満足な人…
私は美食家でもなければ食通でもないけれど、食事は大切にしてきたし、これからも大切にしていきたいな、と日頃思っています。なので、この本で食について見識を広げられるかな~と期待して読み進めました。
著者は、美食=高級ではない ときっぱり言い切っていましたが、日本のみならず世界のミシュランの星云々・・・出てくるんです、次々と高級店が。ということで、別世界を知る というスタンスに気持ちを切り替えて読むことになりました(*^^*)
印象に残ったことを箇条書きにすると、
・世界各国のGDPと食の豊かさは比例しない
・コロナ禍以降、人手不足で各店でコース料理が多くなっている(アラカルト料理では採算が合わないため)
・料理に合うノンアルコールの拡大を希望する→これは私も賛成!
・円安・インバウンド・インフレ・人手不足が影響して、今後の外食が二極化していくれあろう
身近な食を珍しい角度から切り込んでいくような本でした。
美食家というと、廬山人や池波正太郎、そして作曲家のロッシーニの3人が頭をよぎってました。お笑いのダチョウ俱楽部・寺門ジモンさんが芸能界一の食通、と著者は書いていて、師匠と位置づけていらっしゃいました。知らなかったな~
今月は読書時間が少なかったので、今年の秋は読書三昧しようかな。鈴木保奈美さん出演のテレビ「あの本読みました?」で、読みたい本が増えています(*^^*)
それでは、ごきげんよう~