ドクダミの白い花をアチコチで見かけます。
今日は初めてドクダミチンキを作ってみました。
■ ドクダミについて
ハート型の葉、十字架のような白い花が可愛らしい~ ですが、その独特の臭い、強い繁殖力で厄介者扱いされてもいます。
「毒矯(どくだ)み」=毒を抑える
ドクダミには十種類の効能があることから「十薬」とも呼ばれ、古くから民間治療薬として重宝されてきました。
※効能は、解毒・高血圧・肌荒れ(ニキビ あせも)・外傷・冷え性・便秘など
身近なところでは、十六茶・爽健美茶にもドクダミが入っていますよね。
■ ドクダミチンキとは
チンキとは、ハーブを高い度数のアルコールで抽出したもの。
ドクダミチンキは、
・虫よけスプレー かゆみ止め
・化粧水(精製水 グリセリンを足して作る)
・入浴剤 足湯
・うがい薬(コップ水に数滴を使用)
として使うことができます。
それでは、ドクダミチンキ作りのスタートです!
■ ドクダミ採取
庭にドクダミがあればいいのですが、残念ながらまったく生えていません。「最近よく見かけるし、簡単簡単~」と気楽に自転車で出発しました。「犬の散歩コースではなく、できたら排気ガスも避けたいな。」「あれれ、散歩しているとドクダミをよく見かけるのに、採取するとなるとナイ~」「あるけど、民家のお庭だわー」と難航。トホホ。
線路脇の土手、公園をはしごしてみました。「あった、あった~」
日除けのアームカバーをしっかり着用して採取スタート。
楽しい~ 4枚の花弁ですが、まれに5枚があるそうです。あったらいいなぁ。
そんなこんなで取っていると、「これは何枚?」の花がありました。
珍しいから効能も強そう。ドクダミチンキ用に採取しました。5枚花弁は見つからなかったです。
途中、蝶が! モンシロチョウです。 虫が苦手ですが、なぜか「羽を広げた写真を撮りたい」気持ち満々になり、追いかけて散々写真を撮ってしまった。最高傑作はコレです😅
ドクダミの花と共に帰宅。 虫や葉を取り除きます。
■ 瓶に詰める
ドクダミの花をガラス瓶に入れます。
そこへ35度以上のアルコール(焼酎 ウォッカなど)を注ぎます。
今回使用したのはホワイトリカーです。(何年も前に購入)
蓋を閉めました。
日の当たらない所に保管し、時々ガラス瓶を振ります。1ヵ月以上経過して、液体が琥珀色になったら完成です。(その時に、花は取り除きます。)
わくわく~
なにせ『虫が苦手&痛みと痒みに弱い』私なので、蚊に刺されたらガマンできない。今年の夏は、ドクダミチンキで乗り切れるんじゃないかなぁ~(*^^*)
※ドクダミチンキは葉でも作れます。
それでは、ごきげんよう~