7月に突入しました。今年の折り返し地点です!(^^)!
近所で半分白い植物を見つけました。その植物がこれです↓
葉っぱの色が抜けちゃってる! 純白~
■ その名は『半夏生(はんげしょう)』でした
半夏生はこの植物の名前でもありますが、雑節の1つで夏至の日から数えて11日目~5日間をいいます。
②花を咲かせると同時に葉の数枚の一部、しかも表側だけが白くなり、それが半分化粧をしているように見えることから『半化粧』 転じて『半夏生』になった
などと言われています。
葉の表と裏の色が違っているのがおわかりになりますか? 不思議ですよね~
チョロチョロと穂状に花が咲いているのもわかりますか?
■ 半夏生の時節
半夏生は、梅雨明け間近の頃を示しています。
農業が中心だった頃の日本において、半夏生までに田植えを終わらせて、半夏生を過ぎたら重労働で疲れている体を休めていました。
半夏生にはタコを食べる風習があるそうで、「稲の根がタコの足のように豊かに実りますように」との願いが込められています。
(半夏生は田植えのタイミングを知らせ、その疲れた体を休め豊作を祈る季節なのですね。)
■ 葉が白くなる理由
それにしても半夏生の白い葉は神秘的ですよね。
白い葉の役割は、ドクダミの花の白い部分と同様に花を目立たせて、昆虫を呼び寄せる役割があるそうです。(確かに、ドクダミの花の白さに似ている! 根元ではなくて、花の下の葉が白いのはそのためだったのね!)
花が受粉を終えると、白い葉の役目は終わって徐々に緑色に戻るんですって。
え~っ、こんなに真っ白なのに緑色に戻るのですね。しばらくしたら観察してみましょう(*^^*) 楽しみができました。
※今年の夏至から数えて11日目は明日です。明日はタコを食べようかな。
それでは、ごきげんよう~