小葉茶マミの『ひとり時間』

おばちゃま(50代主婦)の大切にしている『ひとり時間』 日々の生活を楽しく、丁寧に綴っています。

リコーダーの発表を終えて 練習は裏切らない

こんにちは。小葉茶マミです。

この連休中に、初めてリコーダーアンサンブルの発表会があって舞台に立ちました。

ふ~~~っ、終わってホッとしています。そしてまだ余韻に浸っています。

 

 

発表会の会場は都内の教会でした。

神聖なお祈りの場で演奏できるだなんて、幸せです。

 

私たちのアンサンブルのメンバーは8人です。バロックの小作品3曲と現代曲を演奏しました。

教会は響きがよく、エコーが心地よかったです。

と、まるで何事もなかったかのようですが… 今回の経験を忘れないよう記しておきたいと思います。

 

■ 初のリコーダー発表会 演奏編

会場に向かっている時には緊張していましたが、会場に入ってからは雰囲気が温かだったのと、アンサンブル仲間と顔を合わせているとホッとして、穏やかな気持ちでいられました。

 

会場でのリハーサルはなかったので、演奏直前は立ち位置の確認・譜面台の準備にちょっと手こずりました。ハープシコードがあったので予定されていた立ち位置と変わってしまい、もう1人の同じパート(ソプラノ)の人と距離ができて不安になりました。が、先生が「これでよし」と言われたので不安は払拭され、「ハーイ」と素直な心でスタンバイ。なのにその数秒後「私の立ち位置ってコンサートマスター的な位置だっっっ!もう1人の人がリコーダーの先輩なのにぃ」と気になりました(≧∇≦) 「考えない考えない。演奏に集中集中」呪文のように唱えて、指揮の合図を待ちました。

 

音が出てからは教会の響きに包まれる感覚が新鮮で心地よく、仲間と一緒に演奏している心強さに支えられて、無事に1曲目を終えました。

 

2曲目の途中で、「あっ、ここは少し短めに吹くんだった」と反省したと同時に足がガクガクしてきました💦これは足を肩幅に広げたら落ち着きました。その直後から指が震えてしまって「ひーーーっ、ヤダヤダ」と思ってもどうにも止まらない山本リンダ💦) 焦る気持ちが加速する中で、「指はしっかりホール(穴)を押さえて演奏に支障はない」と冷静な自分がいて実に不思議な感覚でした。手は震えているのに運指できている! 練習は裏切らない…その言葉が脳裏を駆け巡りました。

 

演奏の中に運指表現の難しい箇所があったので、「努力をして本番に備えたい」と、練習に励んでいました。多くの時間をかけるという訳ではなかったけれど、不安な所を徹底的に練習してきました。

 

不思議ですね。震えているのに、練習で叩き込まれているのか指は動いている。

 

気づいたら3曲目に突入していました。心は少しずつ落ち着きを取り戻してきました。

が、易々とはいかないもので、3曲目の後半に運指の難しいメロディが2ヶ所あり、目前に迫ってました。心の中で「(心乱さずに)このまま突き進むのみ!」 無事に成功!ここでホッとしたら不吉な事が起こりそうだったので、「演奏に集中!」 集中して最後まで演奏できますように、と祈る思いでした。

 

 

最後の4曲目は最も苦手で、高音が出るか?豊かに表現できるか?運指が甘い所があって練習の成果が出せるか? 課題が多くて好きになれない曲でした💦 最後の高音が出なくて拍を遅れてしまいましたが変な音は出なかったのでマズマズ。

 

【感想】少し自己採点が甘いかもしれませんが、満足した演奏ができました。練習は裏切らない、と実感できました。 そして、緊張…心の動揺… どうにもならないことですが、雑念が影響するのかな?と思うフシがあったので、いかに演奏に集中するか?今出ている音に集中する(もしも間違えたとしても過去は振り返らずに「今」に集中する)ことが大切だと思いました。 レッスン・来年の発表会に生かしたいです。

 

■ リコーダー発表会 演奏を聴いた感想

ソロ演奏が複数あり、その堂々とした姿にアッパレでした。人前での演奏を経験してきた貫禄なのかな。安定した息使い、私にはできない超絶技巧とも思える曲等々、沢山の感動をもらいました。憧れます~~~ 

リコーダーを続けていたらきっと素敵な曲に沢山巡り合えそうで、楽しみになりました。

 

あとは、今回の発表会を経験して、新たにリコーダーの魅力を見出しました。

今までYouTubeでリコーダー曲を聴いていてバロックで音符の多い曲が好きでしたが、発表会で様々な方の演奏を聴いていたらリコーダーの伸びやかで深みのある音色に魅力を感じるようになりました。

 

ここからば自論を暴走させます(≧∇≦)

どうも私が魅力を感じるリコーダーの音は、丸顔の方の演奏に多いのです。私は長顔なのでガッカリ感が(笑) 丸顔の方が副鼻腔(蝶形骨洞、前頭洞など)が広くて響くのか? などと考えています。ムスコに話したら、「管楽器の演奏をその視点で聴いてみるといいかもよ」と意見してくれました。いろいろ興味を持って、これから鑑賞していきたいと思います。

 

さてさて、発表会を終えたので、次のレッスンからパートが変わります。ソプラノからテナーになります。テナーリコーダーは重たくて指が攣(つ)りそうだけれど、ワクワクしています。

 

それでは、ごきげんよう