南の島へ③　多良間島（風景編） - 小葉茶マミの『ひとり時間』

こんにんちは。小葉茶マミです。

飛行機を乗り継いで、沖縄県内で唯一「日本で最も美しい村」に認定されている多良間島にようやく来ました！

まずは玄関口の多良間空港です。雲はあるけれどお天気でラッキー。

プロペラ機から降りて、歩きま～す。大げさだけど滑走路を歩いているような感覚で嬉しかったし、小さな空港あるあるでほのぼのしてきます。

空港に貼ってある航空写真です。

まん丸くて可愛らしい多良間島。カメっぽくも見えるな。北側は可愛らしい名前の水納（みんな）島です。

空港に着いたのが16:05。荷物受け取りのターンテーブルが小さくてこれまたカワイイ。

宿へ移動して、チェックイン…　日が暮れそうで焦ってきましたが、はたと「ここは日本の西なので日没が遅い」と気づいてホッ。事実、17時過ぎてもぜんぜん夕方の感じがありませんでした(^O^)

日没を気にしたのは、「石垣島に沈む夕日を八重山遠見台から見たかった」からです。お天気・雲次第では見えないかも…と心配しつつ、元気バリバリだったのでランニングで向かいました。

八重山遠見台から石垣島を望む。

⇑遠くの山々が石垣島です。石垣島は沖縄県で一番高い山「於茂登岳」があり、起伏に富んでいるので遠くからわかりやすい島です。

写真の手前はサトウキビ畑。サトウキビが島を覆いつくすように広がっています。

～～～～～

翌朝。うわーっ、いいお天気！　中学校が木々の合間に見えています。空が広ーい。

午前中は、観光施設へ行ってから午前中は歩いて島内を散歩しよう…　と活動開始したら、想像以上に島が大きいので、散策はレンタサイクルですることにしました。

「鍵が錆びているから、鍵はかけないでいいから」と言われて借りた自転車💦　のどかだ～

ここで、「あれ？新鮮な気持ち…」

この写真を撮った後に、島唯一の信号と知りました。新鮮な訳が判明。

フクギ並木道。フクギは大切な防風林でもあり、染料にも使われます。

多良間島は「フクギと風水に守られた集落」だそうで、庭先やサトウキビ畑など至る所にフクギが植えられています。

風力発電が２つ。穏やかな風だったのでゆっっっくりと回ってました。のんびり～

今日の発電量はきっと少ないだろうな（笑）

行けども行けどもサトウキビ畑。

途中このよう風景がありました。心が広くなりました。多良間島にいる時だけかもしれないけどね。

広大な景色を見ながら、だんだんと人寂しさが…

自転車に乗って中心部を離れると、たまに車が通るだけで人っ子ひとりいないのです。電線もないし。最初は「この広大な自然を満喫だ～」と世の中を独り占めしてウハハと笑ってましたが、初めての土地なので「ここで倒れたら誰が発見するのかな」と正直不安もチョッピリ。土地勘があったら安心していられるのでしょうけどね。

そうこう思っていながらも非日常感は最高！！！

その人寂しさを癒してくれたのが、、、牛とヤギでした(*^^*)

ここ多良間島は黒毛和牛の生産地で、人口1200人に対して牛が5000頭もいるのです！

自転車で巡っていると、牛舎やら放牧されている牛たちを多く見ます。牛舎は数えきれないほどありました（６つまでは数えていた）。　牛舎は見つけるというか…　家畜臭が風に乗ってくるので直ぐにわかります。カオリがお届けできず残念だわ（笑）

牛って食べてばかりいるけど、人間の動きをよく見ているみたいです。沢山の牛と会っていたら、どの牛もジーッと私を見ることに気づきました～～～　だんだん牛に慣れてきた私。牛と目が合うと「おっ」「こんにんちは～」「やっほー」と声をかけてました。人寂しくなるとこうなるのね。

時々ヤギに出会う。「あれこれ悩まなくていいんじゃないの～メエエ」と視線を送ってくる。草食動物の離れた目がなんだか穏やかな気持ちにさせてくれる。

ヤギさん、寂しくないのかな。寂しいのは私か（笑）　

サトウキビ畑を適当に巡ってましたが、「中心地はあっち」と意識して自転車を走らせていました、走らせていたつもりでした。そ、それがーーー！　中心地にある鉄塔を目印にしていたのに、予想していた方向に鉄塔がない！　「やっちゃったーーー」と道に迷っているのに「スマホで地図を出さないで宿へ帰りたい」と何だかわからない強い意志が沸々と…(≧∇≦)　島外へ出ることはないから💦自転車を走らせ続けていたら、遠く右手に鉄塔を発見！「やったー！帰れる！」安堵しながらも、予想以上に距離があってくじける。がんばれ自分。無意識に「♫行きはよいよいりはこわい…」と口ずさんで帰ってきました。

昼食休憩をして仕切り直しです。午後は、海を見に前泊港へ行きました。

沖縄の海～～～　