小葉茶マミの『ひとり時間』

おばちゃま(50代主婦)の大切にしている『ひとり時間』 日々の生活を楽しく、丁寧に綴っています。

『包装』から歴史を感じた『とらや本店:パッケージ展』

こんにちは。

今日は習い事で上京しました。田舎者だからなのか、性格なのか、年をとったからなのか、早目に行動しているので毎回時間に余裕があります(デパートや博物館へ行く程の時間はなくて微妙ーーー💦)。

青山一丁目駅を下りたら雨が降っていなかったので、、、レッツ ウォーク。

無意識に赤坂御所の方へ足が進みました。とらや本店が私を呼んでいます(笑)

1㎞弱の距離です。スイーツ大好きな私にとって心弾む~ 

入店したら、虎屋のパッケージ展が開催中でした!!!

写真はここからは撮影OK。展示エリアはNGでした。ということで、文章でお伝えしま~す。

 

【包装の変遷】

江戸時代は竹皮・木箱・紙袋が使われた

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大正12年 関東大震災後から手軽く買える小箱詰めが販売された(フランスの香水小箱にヒントを得たらしい)

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昭和10年 戦時色が強くなり戦地慰問品としての缶詰羊羹、兵士が携帯できるよう小ぶりなサイズを軍に納めた

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昭和37年 プラスチック容器が普及してきます。なんとケース入り羊羹!(「象が踏んでも壊れない筆入れにソックリな透明の容器でした。) そして同年水羊羹がプラスチック容器で販売されてます 

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昭和48年「竹に虎」だった包装紙が「五匹(頭?)の虎」になりました

 

昭和60年~世間で食の安全性への意識が高まり、食品の品質保持のために改良を重ねる

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現在は、箱の軽量化・減プラスチック化・再利用できるパッケージ… と工夫されている

 

『包装』という視点から歴史を身近に感じて、時代ごとに愛されてきた菓子に思いが募ったのでした。

 

展示の中で、宮中に納めた百味箱(複製)が印象的でした。一段に20個の和菓子が入る重箱が五段=100個の和菓子が入る重箱です!!!鮮やかな和菓子が納められた大きな重箱。開けた時の感動はいかばかりか・・・

 

あぁ、感動のあまり羊羹を買っちゃいました(*^^*)

とらや本店に行ってよかった~ 

 

おまけ:売場の写真です

 

それでは、ごきげんよう