平日とは違った朝食を食べたくて、「週末の朝食シリーズ」を楽しんでいます。
さてさて、今朝のメニューは小豆粥でした。
■ 小豆粥をチョイスした理由
小川糸さんの話題作『ライオンのおやつ』がドラマ化されて6月から放送されています。
原作を昨年読んでいて、死がこわいとは思わせない本だったこと、一日一日を大切に生きることを考えた本でした。人生哲学的なことを優しい言葉で綴っていて、キラキラ輝いた文章に出会えた本でもあります。もちろん、ドラマも毎週観ています。
小川糸さんは料理の描写が秀逸で、出てくる料理を食べたくなっちゃうんですよ~(笑) そして、食べ物が人物に寄り添って、陽だまりのような温かな気持ちになるところが小川糸さんの魅力だな、と思っています。
「ライオンのおやつ」は、主人公の雫が瀬戸内海のホスピスで最期を迎えようとする話。ホスピスに到着し、翌朝に出された初めての朝食が小豆粥なのです。毎朝違ったお粥が出てくるんですよ。
①「小豆粥…私も食べたーい♡」ということでチョイスしてみました。
②昨晩、夫がオンライン飲み会だったので、胃に優しいので。
③昨日腰を痛めてしまった私。邪気を払いたかったので。
■ 小豆粥とは
日本では小正月の1月15日に邪気を払って健康を願って小豆粥を食べる風習があります。 (知らなかったな。)
■ 作ってみましょう
今回、あずきの水煮はコレを使ってみました↓
豆と煮汁が別になっていて、便利でした。
洗米して、小豆・煮汁+水 を入れました。硬めにしたかったので、お米に対して3倍の水加減。
不思議な色だったけど、気にしない気にしない。
沸騰したら弱火で20分。(写真を撮った後に、実は吹きこぼれてしまった~😅)
できあがったと同時にお餅を入れ、余熱を利用して軟らかくしました。
■ できあがり~
小豆粥にはサーッと塩を振りました。塩を入れて炊いた方が良かったかも。次回に生かすことにしましょう。
お粥で朝から心がホッコリしました。
小川糸さん、ありがとう なメニュー今朝の食事でした。
それでは、ごきげんよう~